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牛乳石鹸の赤と青は何色?HEXを調べたら赤#E50012・青#0081CCだった

牛乳石鹸の赤と青は何色?HEXを調べたら赤#E50012・青#0081CCだった

「あの赤と青、何色?」を本気で調べた。公式CI値は確認できなかった一方、Web画面から赤#E50012、青#0081CCを取得。どこまで言えて、どこから言えないのかを整理する。

CONTENTSこの記事のもくじ
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きっかけは、かなりくだらない疑問だった。「牛乳石鹸の赤って、何色なんだろう」。

赤箱を見れば誰でも赤だと分かる。でもWeb制作をしていると、その「赤」をそのまま放置できなくなる。#から始まるHEXはいくつなのか。正式なブランドカラー名はあるのか。DICやPANTONEまで公開されているのか。

検索しても、意外なほど答えが出てこない。そこで公式通販を開き、Chromeの開発者ツールを出して、実際に色を拾った。サイト上部の赤いUIではCSSに#E50012。次に青箱の商品画像へスポイトを持っていくと、青い面の一点で#0081CCが取れた。

「これだ」と言いたくなる。でも、ここで止まらないほうがいい。#E50012はWebサイトのUI色で、#0081CCは写真の一点から拾った値だ。パッケージ印刷の正式指定色とは限らない。調べれば調べるほど、色コードそのものより「どこまでを公式色と呼べるか」のほうが面白くなってきた。

この記事は、色当てクイズではない。公式公開値、Web上の実測値、印刷物の色、その三つを混同しないための記事でもある。

牛乳石鹸の赤箱を見れば「あの赤」、青箱なら「あの青」で通じる。でも、デザインをしている人なら一度は気になる。あれは何色なのか。HEXなら何番なのか。DICやPANTONEに正式な指定があるのか。

調べてみると、ここは思った以上に面白かった。結論から言うと、今回確認した公式サイトや公開資料の範囲では、牛乳石鹸が一般向けに赤箱・青箱のHEX、RGB、CMYK、DIC、PANTONEといった正式なブランドカラー値を公開している事実は確認できなかった。

一方、実際の公式通販画面をブラウザのカラーピッカーで調べると、赤いUI要素から#E50012、青箱の商品画像上から#0081CCを取得できた。

ただし、この二つを「公式色」と呼ぶのは違う。この記事では、その違いをきちんと分ける。

まず結論:公式カラーコードは確認できなかった

牛乳石鹸の赤と青は非常に強いブランドイメージを持っているが、強いイメージがあることと、一般向けにCI値が公開されていることは別だ。

今回のResearchでは、公式サイトやプレス資料にHEX、RGB、CMYK、DIC、PANTONEの具体値は見つからなかった。したがって「赤箱の公式HEXは#○○」「青箱はPANTONE○○」と断定する根拠はない。

企業内部や制作会社向けに色指定が存在する可能性まで否定するものではない。パッケージを安定して製造する以上、何らかの色管理は当然考えられる。ただし、それと一般公開情報は別である。記事で扱えるのは、公開確認できた範囲までだ。

公式通販の赤い部分を拾うと#E50012

今回、公式通販をChromeの開発者ツールで確認したところ、サイト上部の赤いUI要素に#E50012がCSSとして指定されていることを確認した。

RGBに直すと、おおよそRGB(229, 0, 18)。かなり鮮やかで、黄みへ寄りすぎず、暗く沈みすぎない赤だ。

ただし、これは「赤箱パッケージの印刷指定色を取得した」という意味ではない。WebサイトのUIに使われている赤である。公式サイトがブランドイメージに合わせて採用している可能性は高く感じられるが、公開されたCI規定がない以上、そこを断定しないのが正確だ。

青箱の商品画像から拾った青は#0081CC

青については、公式通販に掲載された青箱シリーズの商品画像をカラーピッカーで確認し、青い面のサンプル点から#0081CC、RGBではRGB(0, 129, 204)を取得した。

こちらは赤よりさらに注意が必要だ。CSSで直接指定されたUI色ではなく、商品写真の一地点だからである。撮影照明、画像補正、JPEGやWebPへの変換、ディスプレイ表示などの影響を受ける。

同じ商品の青でも、ハイライト部分と影部分では当然値が変わる。したがって#0081CCは「公式通販画像で確認した一つの近似値」として扱うのが妥当だ。

では、色名で呼ぶなら何色なのか

Researchでは赤箱は深みのあるクリムゾン系、青箱は明るいシアン系に近いという整理になった。ただ、一般的な色名は境界が曖昧で、印刷インキの正式名称でもない。

#E50012を見れば、鮮烈な赤でありながらわずかに深さがある。朱赤、バーミリオン、クリムゾン、カーマインのどれか一語に固定するより、「鮮やかな赤」「クリムゾン寄りの赤」と書くほうが安全だ。

#0081CCは、純粋な濃紺や群青より明るく、シアン方向の鮮やかさを持つ。「明るいシアン系のブルー」「鮮やかなブルー」あたりが見た印象に近い。

ここでも、「牛乳石鹸公式がこの色をクリムゾンと呼んでいる」という意味ではない。あくまで見た色を一般語で説明している。

なぜ「正式な色名」がなくても牛乳石鹸の色だと分かるのか

ここがいちばん面白い。公式HEXが公開されていなくても、私たちは赤箱の赤を見て「牛乳石鹸っぽい」と感じる。

色だけで認識しているわけではないからだ。赤い面に白、牛の図案、COW BRANDの文字が組み合わさる。青箱なら青と白。同じ構造を長い年月見続けることで、色は他の要素と束になって記憶される。

つまりブランドカラーとは、数字だけではない。#E50012という値を別の会社が使ったからといって牛乳石鹸には見えない。牛乳石鹸の赤が強いのは、色が牛、文字、歴史とセットになっているからだ。

WebのHEXと印刷物の色は同じではない

WebデザインではHEXやRGBで色を指定する。一方、パッケージ印刷ではCMYKや特色など別の管理方法が使われることがある。画面は光で色を出し、紙はインキと反射光で色を見せる。そもそも仕組みが違う。

さらに紙質、表面加工、照明でも見え方は変わる。そのため、公式サイトで#E50012が使われていたとしても、それをIllustratorに入れれば市販の赤箱と完全一致する、とは言えない。

デザイン制作で近い雰囲気を作るための参考値にはできても、ブランドの正式な印刷再現が必要なら公開されたブランドガイドや権利者からの指定が必要になる。

この赤と青が通販グッズでも効いている

公式通販では、美容クリーム、ルームスプレー、練り香水、ポーチ、トートなどへ赤箱・青箱の世界が広がっている。

商品形状が変わっても同じブランドに見えるのは、色が強い識別子として働くからだ。特に雑貨では「石鹸」という機能が消える。そこで赤・青と牛のマークがブランドを引き受ける。

詳しくは牛乳石鹸はなぜ一瞬で分かる?デザインを分析で扱っている。

色コードを記事で使うときの正しい書き方

今回の結果を紹介するなら、「牛乳石鹸の公式色は#E50012と#0081CC」と書くのは避けたい。

より正確なのは、「公式通販画面を調べたところ、Web上では赤#E50012を確認。青箱の商品画像のサンプル点では#0081CCを取得した。ただし公式CIとして公表された色指定ではない」という書き方だ。

少し長い。でも、ここを省略すると「近似値」が「公式値」に化けてしまう。色を本気で調べた記事だからこそ、この線引きは守りたい。

#E50012を見つけた瞬間に「公式色だ」と言わなかった理由

開発者ツールでCSSに#E50012が出た瞬間は、正直かなり気持ちいい。「これが答えか」と言いたくなる。ただ、記事にするならそこで一度ブレーキを踏む必要がある。

Webサイトのナビゲーションや帯に使う色と、商品パッケージを印刷するときのブランド指定色は目的が違う。WebではRGBで見栄えを整え、印刷では紙やインキに合わせて管理する。たまたま近い値でも、同一規格とは限らない。

だから今回の#E50012は「公式通販サイト上で確認できた赤」と書くのが正確だ。ここを「牛乳石鹸の公式赤」と言い換えた瞬間、面白い実測記事が誤情報へ変わる。

青#0081CCのほうが、赤よりさらに“近似値”である

青は商品写真上で拾っているため、条件がさらに増える。缶の中央と端では明るさが違い、反射もある。画像の圧縮や補正も入る。スポイトを数ピクセルずらすだけで値が変わる。

それでも#0081CCを残す意味はある。「画面上で見えている青」を数値として共有できるからだ。Webデザインや記事の図版で雰囲気を検討するとき、何もないよりずっと具体的な出発点になる。

ただし、印刷会社へ「牛乳石鹸の青で」と渡すための指定値ではない。この用途の違いを明記しておけば、実測値はかなり有用だ。

色だけをコピーしても、牛乳石鹸にはならない

#E50012と#0081CCが分かったからといって、その二色をWebサイトに置けば牛乳石鹸っぽくなるわけではない。むしろ色コードを調べたことで、色以外の重要性がはっきりした。

牛の図案、COW BRAND、日本語、白との比率。それらの組み合わせが長年反復されてきたから、色に固有の意味が宿っている。ブランドカラーは単独の数値ではなく、他の視覚要素と一緒に記憶される。

まとめ:色番号より面白かったのは、番号がなくても「あの色」で通じること

今回確認できたWeb上の値は、赤#E50012、青#0081CC。ただし公式ブランドカラーとして公開された値ではない。

それでも調べる価値はあった。牛乳石鹸の場合、正式な色番号を知らなくても「あの赤」「あの青」と言いたくなる。それほど色が商品名、牛のマーク、長い歴史と結びついている。

カラーコードを知ると少し通っぽい。でも本当に面白いのは、HEXがなくても社会の記憶の中ではすでに「牛乳石鹸の赤」「牛乳石鹸の青」が成立していることなのかもしれない。

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参考資料

牛乳石鹸公式オンラインショップ
牛乳石鹸共進社公式サイト
BizClip「ブランド価値を保ち続ける『牛乳石鹸』の赤と青」

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