Roblox Studioで簡単なゲームを作る手順|初心者向けにわかりやすく解説
Roblox Studioで簡単なゲームを作る流れを初心者向けに解説。Obbyのようなシンプルなステージ制作から、保存・公開前の確認まで順番に整理します。
CONTENTSこの記事のもくじ
この記事では、Roblox Studioで簡単なゲームを作る手順に絞って解説します。Roblox Studioの概要やスマホ対応については、別記事で詳しくまとめています。
ここでは、初心者でも完成させやすい「短いObby風ステージ」を作る流れで説明します。Obbyとは、足場をジャンプして進む障害物コースのようなゲームです。大作ではありませんが、Roblox Studioの基本操作を覚えるにはちょうどよい題材です。
Roblox Studioの基本はこちら:Roblox Studioとは?初心者向けの全体解説
今回作るゲームの完成イメージ
今回作るのは、スタート地点から足場をジャンプしてゴールまで進む小さなステージです。最初の作品なので、機能は欲張りません。ゲーム制作の最初の敵は、技術不足ではなく「盛り込みすぎ」です。
- スタート地点がある
- ジャンプして進む足場がある
- 触るとやり直しになる危険ブロックがある
- 途中にチェックポイントがある
- ゴールがある
これだけで、短いけれどゲームらしい体験になります。まずは「完成した」と言えるサイズに収めましょう。
手順1:Roblox Studioを開いてテンプレートを選ぶ
Roblox Studioを起動し、ログインしたら新しいプロジェクトを作ります。初心者は、BaseplateかObby系テンプレートから始めるとよいです。Baseplateは何もない平面から作る方法、Obbyテンプレートは障害物コースの考え方をつかみやすい方法です。
最初にテンプレートを選んだら、すぐに保存しておきましょう。名前は「first-obby-test」など、自分で後から見てもわかる名前にします。
手順2:画面の基本パネルを確認する
Roblox Studioでは、画面中央の3D空間だけでなく、ExplorerとPropertiesが重要です。Explorerはステージ内の部品一覧、Propertiesは選んだ部品の設定表です。
| パネル | 役割 | 初心者が見るポイント |
|---|---|---|
| Viewport | ステージを見ながら編集する画面 | パーツを置く、移動する、拡大する |
| Explorer | ステージ内のオブジェクト一覧 | どのパーツを選んでいるか確認する |
| Properties | 選択したパーツの設定 | 色、透明度、固定、名前などを変える |
| Toolbox | 素材やモデルを探す場所 | 最初は使いすぎない。外部素材の入れすぎに注意 |
手順3:スタート地点と足場を作る
まずはPartを追加して、プレイヤーがジャンプして進む足場を作ります。Partを選んだら、Scaleで大きさを変え、Moveで位置を調整します。足場の間隔は、最初は簡単すぎるくらいで構いません。
初心者がよくやる失敗は、最初から難しすぎる配置にすることです。作っている本人は位置を知っているので進めますが、初めて遊ぶ人には難しすぎることがあります。最初は「歩いても楽しい」くらいで始めましょう。
手順4:パーツを固定する
足場を作ったら、PropertiesでAnchoredを有効にします。これを忘れると、テストプレイ時にパーツが落ちたり動いたりすることがあります。足場、壁、ゴールなど、動かしたくないものは基本的に固定しておきます。
色や素材も変えてみましょう。スタートは緑、危険ブロックは赤、ゴールは黄色など、意味が見た目で伝わるようにすると、遊ぶ人が迷いにくくなります。
手順5:危険ブロックを作る
Obbyらしくするために、触るとやり直しになる危険ブロックを作ります。赤いPartを置き、その中にScriptを追加します。次のコードは、プレイヤーが触れたときにキャラクターの体力を0にする簡単な例です。
local part = script.Parent
part.Touched:Connect(function(hit)
local character = hit.Parent
local humanoid = character:FindFirstChild("Humanoid")
if humanoid then
humanoid.Health = 0
end
end)
コードを貼ったら、必ずPlayでテストします。思ったように動かなければ、パーツの場所、Scriptを入れた場所、スペルを確認します。エラーが出ても、失敗ではありません。ゲーム制作では、エラーは小さな赤信号です。止まって見ればいいだけです。
手順6:チェックポイントを置く
長めのステージにする場合は、途中にチェックポイントを置きます。初心者は、まずSpawnLocationを使って、リスポーン地点の考え方に慣れるとよいです。ステージが短い場合は、最初はチェックポイントなしでも構いません。
重要なのは、プレイヤーが失敗しても「もう一回やってみよう」と思える距離感です。毎回最初からやり直しだと、難しいゲームではなく、ただ疲れるゲームになってしまいます。
手順7:ゴールを作る
最後にゴール地点を作ります。ゴールは、色や形でわかりやすくします。最初は「ゴール」と書いた看板や、目立つ色の床を置くだけでも十分です。慣れてきたら、ゴールに触れたときにメッセージを出す、次のステージへ移動する、音を鳴らすなどの仕掛けに挑戦できます。
手順8:テストプレイする
作ったら必ずテストします。Roblox Studioでは、Playボタンで自分のステージを実際に歩けます。見るべきポイントは、見た目の美しさよりも「遊べるか」です。
- スタート地点から正しく始まるか
- 足場の間隔が難しすぎないか
- 危険ブロックが正しく反応するか
- ゴールがどこかわかるか
- 落ちたあとに戻れるか
一度でうまくいかなくて普通です。テストして直す。この往復が、Roblox Studioのいちばん大事な練習です。
手順9:保存と公開前チェック
作業中はこまめに保存します。公開する場合は、内容を確認してからにしましょう。特に小学生が作る場合は、親子で次の点を見ておくと安心です。
- ゲーム名や説明文に本名、学校名、地域名が入っていないか
- 外部サイトやSNSへの誘導を書いていないか
- 他人の素材を入れすぎていないか
- 不適切な表現や攻撃的な内容がないか
- 公開範囲を理解しているか
子どもが作る場合の親の見方は、小学生・親向けのRoblox Studio入門でも解説しています。
AIでコードを手伝ってもらう場合
コードで詰まったときは、Roblox Studio AI Assistantに相談する方法もあります。ただし、AIの返事をそのまま貼って終わりにしないことが大切です。出てきたコードを読んで、テストし、想定外の動きがないか確認します。
AI機能の詳しい使い方は、Roblox Studio AI Assistantでできることで解説しています。
スマホでは作れる?
Roblox Studioで制作する場合は、基本的にWindowsまたはMacのパソコンが必要です。スマホやタブレットではRobloxを遊ぶことはできますが、制作作業の中心には向きません。詳しくは、Roblox Studioはスマホで使えるのかをご覧ください。
初心者が最初に避けたいこと
- いきなり大きなマップを作ろうとする
- Toolboxから大量のモデルを入れる
- 意味のわからないコードをそのまま貼る
- テストせずに公開する
- 完成前に見た目だけを作り込みすぎる
最初の作品は、小さくてよいです。むしろ小さい方が、最後まで作れます。ゲーム制作は、豪華な城を建てる前に、まずドアが開く小屋を作るところから始まります。
FAQ
Roblox Studioで最初に作るなら何がおすすめですか?
短いObby風ステージがおすすめです。足場、危険ブロック、ゴールだけでもゲームらしくなり、操作やテストの基本を学べます。
プログラミングなしでも作れますか?
パーツ配置やステージ作りはプログラミングなしでもできます。ただし、触ったら反応する仕掛けなどを作るには、少しずつスクリプトが必要になります。
Toolboxの素材は使ってもいいですか?
使えますが、最初から入れすぎると仕組みがわからなくなります。初心者は、まず自分でPartを置いて作る練習を優先しましょう。
作ったゲームは公開しないと遊べませんか?
Studio内でテストプレイできます。公開は急がず、まず自分で遊べる状態にするのがおすすめです。
AI Assistantだけでゲームを完成できますか?
AI Assistantは便利ですが、完成まで丸投げする道具ではありません。作る人が目的を決め、出てきたコードや設定を確認し、テストする必要があります。
AIエージェント連携まで興味がある場合は、Roblox Studio MCPについての記事も参考にしてください。
Roblox Studioの基本から知りたい方は、Roblox Studioとは何かを解説した記事も参考にしてください。